少年は、いつも自分のためにやって来るそのおネエさんに《ありがとうの気持ち》をことばではなく、もっとハッキリしたカタチで表したかった。そこで、ばあちゃんの畑の芋を掘った。一所懸命掘った。大きいのや小さいのや鳥みたいのやいろんな形の芋が十個も掘れた。十という数がなんだかとても自分の気持ちにピッタリだった。少年はレジ袋に十個の芋を泥のまま入れてばちゃんに預けておいた。 おネエさんが帰るときになって、シャイな少年はあわてて「ばあちゃん!いも!いも!」と叫んだ。
この投稿は 2009年10月31日 土曜日 18:32:03 に mobile poojee, 人々, 季節, 素朴, 食べ物 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。
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